山本裕子|『山本裕子 ヴィクトリアンのお針子』
¥4,000 税込
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霧とリボン企画・モーヴ街開通3周年記念イベント《菫色の実験室vol.8〜菫色 × 舞踏会》出品作品。
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Text|高柳カヨ子
そこに在るのは、なんと豊かな黒の世界だろう。
墨色、濡羽色、涅色、呂色、漆黒。黒一色のコートやドレスは、質感の異なる多種多様の生地と卓越したデザインを与えられ、あたかも無数の色彩を内に秘めているかのように輝く。
こんなにも黒という色は豊潤だったのか。思えば黒は全ての色を取り込んだ究極の存在である。黒は全き色なのだ。
山本裕子が愛した黒。ヴィクトリアンのお針子を自認する彼女は、女王が長い喪に服した彼の時代を象徴する黒という色を選んだ。
まるで設計図の如く精巧に描かれたデザイン画は、山本裕子の手によって完璧に実体化される。シルクベルベット、サテン、タフタ、大小様々なビーズの煌き。細部まで緻密に縫い上げられたグローブ、纏うことで影さえもその漆黒の中に取り込んでしまうドレス。
彼女が愛した品々やエッセイから我々は、優れた美意識とは如何なるものかという問いを突きつけられる。
本書に収められているのは、山本裕子という稀代のアーティストが創り出した彼女だけのヴィクトリア朝なのである。
★書籍情報
A4変形判フルカラー/164ページ
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編集・エディトリアルデザイン|間奈美子・近藤穂波
撮影|村松桂
撮影会運営|曽根睦子・冨岡由美子・小野ゆう
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レザミ・ド・トマ編
発行日|2016年3月27日
監修|山本じん
発行者|Anima Jones
初版限定300部
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