永井健一|月下推敲
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霧とリボン企画展《スクリプトリウムvol.3〜植物図譜》展出品作品。
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月光に照らされて初めて浮かぶ記憶の輪郭、花の手触り、陽の香り。満ち欠けする詩情。
……Kenichi Nagai
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Text|高柳カヨ子
淡くにじむ水彩の色合い。
水気をたっぷりと含んだその色彩は、どこまでも静謐である。
永井健一が描く作品は、孤独と文学を愛する精神のしっとりとした静寂で満たされている。
ヴァージニア・ウルフの小説『オーランドー』は、その饒舌で情報量の多い語り口と多層的な内容から、様々な読み方ができる作品だ。
一般的には、主人公オーランドーが男性から女性に変化し300年以上に渡って生き続けるという、その外連味たっぷりの設定に注目されがちだが、この小説の面白さはそれだけではない。
なによりも全編を通じてオーランドーは詩や文学に取り憑かれているのであり、そこに通底するのは言葉を通じて如何に表現するかという創作論である。
小説冒頭で鵞ペンをインクに浸して夢中になって詩を書き続けるオーランドーの姿を、永井は優しい月の光の中に浮かび上がらせる。
あふれ出る詩情は、まだ少年であった彼が過ごす英国の草花となって書きつけられ、詩人たちの永遠のインスピレーションの元である自然を紙の上に表そうとする。一心不乱にペンを走らせるその姿は、まだわずかな人生しか生きていない彼の中で、詩作が既に大きな位置を占めていることを示している。
数多の本に囲まれた記憶と共に、少年は花の香りを草いきれを植物の息遣いを、言葉に止めようと書き続ける。
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★作品情報
アクリル・水彩・鉛筆・色鉛筆・アルシュ紙
作品サイズ|18cm×26.5cm
額込みサイズ|32cm×40cm
制作年|2021年
★プロフィール
永井健一|画家・イラストレーター
神戸出身です。小さな頃から絵を描き続け、大阪大学美学科卒業後に作家活動を開始しました。
個展での作品発表を中心に、イラストレーターとしての仕事やアーティストとのコラボレーション、絵画教室『 集集 - tudo tudo - 』主宰など絵にまつわる様々な活動を行っています。現 神戸芸術工科大学非常勤講師。
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